厚生労働省では、社会福祉の発展、改善等に寄与するため、地域社会における今日的課題に対する先駆的・試行的取組に対し、「セーフティネット支援対策等事業(社会福祉推進事業)」として助成を行っています。
当社は、従来から社会福祉分野における調査研究を積極的に提案・実施してきましたが、「平成25年度セーフティネット支援対策等事業(社会福祉推進事業)」として、平成27年度から制度施行が予定されている生活困窮者自立支援法に基づく支援のあり方検討に資する調査研究事業を実施いたしましたので、調査研究報告書を公表いたします。
概要
平成27年度から施行される生活困窮者自立支援法のもとで、生活困窮者支援の中核を担う自立相談支援事業については、アウトリーチ、アセスメント、プランの策定、支援への適切なつなぎと支援結果の評価など、一連のケアマネジメントの担い手となるものであり、その適切な実施が求められています。
そこで本調査研究は、相談支援プロセスにおいて活用するアセスメントシート・プランシート等帳票類について、平成25年度モデル事業において試行使用しながらその実用化を図ると共に、記入要領及び帳票類記載見本の作成を行ったものです。
本調査研究で作成した帳票類、記入要領、記載見本が、自立相談支援事業における相談支援の質の向上に役立つと共に、平成26年度以降のモデル事業における実践の場でさらなる実用化に向けた検証がなされることを期待する次第です。
報告書の目次
- I)
- II)
- III)
- IV)
報告書
自立相談支援機関における相談支援プロセスにおけるケアマネジメントのあり方と帳票類の実用化に向けた調査研究(PDF/9,080KB)