GHGソリューションズの第98回・第99回勉強会を開催いたします。各回のテーマは、第98回「EUの新たな化学物質管理の戦略」、第99回「SBT最新動向」です。
第98回では、普段勉強会で取り扱わない化学物質をテーマとしておりますが、従来、「法規制対応」がメインだった化学物質管理を「ビジネスチャンス」として捉えるEUの新たな戦略を広く皆さまに知っていただきたく、企画しました。サステナビリティ・環境関連部署だけでなく、化学物質関連部署の皆さまのご参加もお待ちしております。第99回では、連日報道される「2050年ネットゼロ」に関連し、企業の脱炭素目標の証しともいえるSBTの最新動向をお届けします。2050年ネットゼロの対策に奔走する皆さまにとって、手掛かりとなれば幸いです
この機会をご利用いただきまして、講師の方との充分な意見交換ができる場をご提供したいと考えておりますので、みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。
開催概要
日時 |
2021年2月5日 金曜日 |
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開催方法 |
オンライン開催 |
費用 |
会員:無料 |
特記事項 |
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主催 |
みずほ情報総研 |
講演題目・講演者
第98回:EUの新たな化学物質管理の戦略
題目 |
EU持続可能な化学物質戦略の最新動向と今後の化学物質管理の方向性 |
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講師 |
みずほ情報総研 環境エネルギー第2部 コンサルタント 後藤 嘉孝 |
概要 |
これまでの化学物質管理は、主に欧州REACHや国内の化審法などの法規制対応を主として実施されてきましたが、2020年10月に欧州委員会がEUグリーンディールの1つの戦略として公表した「持続可能な化学物質戦略」は、従来の化学物質管理のあり方を再定義するものであり、大きな注目を集めています。この戦略では、「毒性がない環境のためのゼロ汚染の野心(a zero-pollution ambition for a toxic free environment)」が打ち出され、規制強化だけではなく、化学物質管理の投資戦略として「安全で持続可能な設計による化学物質の促進」や「安全な製品と無毒の材料サイクルの達成」「化学物質生産のグリーン化とデジタル化」など、化学物質管理をビジネスチャンスと位置付ける新たな方向性が示されました。 また、国内では厚生労働省が労働安全衛生法における化学物質規制の仕組みの見直しを進めており、事業者による「自律管理」が大きく掲げられています。このように、我が国においても事業者の化学物質の自主管理の重要性が高まっています。 今回の勉強会では、EU持続可能な化学物質戦略の概要を中心に今後求められる事業者の化学物質管理の方向性・トピック等について解説します。 |
第99回:SBT最新動向 ―金融版SBTとSBTネットゼロ―
題目 |
【講演1】 金融版SBTの最新動向 |
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講師 |
【講演1】 みずほ情報総研 環境エネルギー第2部 コンサルタント 氣仙 佳奈 |
概要 |
「2050年ネットゼロ」を目指す動きは、世界的に拡大の一途。国内でも、昨年10月に菅首相が宣言して以降、脱炭素化に向けた動きが急速に進んでいます。世界的に2050年ネットゼロ目標を宣言する企業やイニシアチブが増加する一方で、現状その定義は千差万別で、達成手段などにおいて国際的な統一見解がない状況です。どのような考え・定義に集約化されていくのか、今後のルールメイキングが注目されます。 パリ協定水準の目標として、企業目標の世界で圧倒的な存在感を誇るSBTは、「2050年ネットゼロ」の文脈で新たな動きを展開しています。
【講演1】
【講演2】 |
お申込方法
- 以下の情報を添えて、GHGソリューションズ事務局(E-mail:ghgsol@mizuho-rt.co.jp)までお申し込みください。お申し込みいただいたメールアドレス宛に視聴用URLをご案内いたします。
氏名/貴社名/ご所属/住所/電話番号/メールアドレス/ご質問、ご関心事項/今後の希望テーマ - 申込締切:2月3日 水曜日
- *必ずお申し込みのうえご参加ください。
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