Scope3が登場して12年。世界は脱炭素化に向かい、投資家・金融機関や取引先からScope3を含めたサプライチェーン全体のGHG排出量の開示・削減を要請が強まる中で、大小さまざまな企業でScope3の取り組みが広がっています。
ただし、多くの企業は、Scope3を業界平均である二次データベースの排出原単位を用いて算定しているため、サプライヤー側の削減努力が川下企業のScope3排出量の削減に反映されない課題があります。そこで、サプライヤー固有の排出量である一次データを排出原単位に用いた算定、サプライヤーとのデータ交換方法にいま大きな注目が集まっています。
今回の勉強会では、一次データを活用した排出量算定をめぐる背景や算定方法、データ交換方法について、みずほリサーチ&テクノロジーズがリーダーとして作成に携わったGreen x Digital コンソーシアムの「CO2可視化フレームワーク」、および国際的な算定フレームワークである「Pathfinder Framework v2」を通じて解説します。
「CO2可視化フレームワーク」は、デジタル技術を活用したサプライチェーン全体で交換されるCO2データの算定方法やデータ品質開示方法を提示しています。また、Pathfinder Frameworkは、GHGプロトコルの共催団体であるWBCSDが策定に携わり、Scope3算定の方法論として大きな影響力を持つと考えられています。今回は、2023年1月に公開されたVersion 2.0から最新情報をお届けします。
取引先から一次データの提供を要請された方、サプライヤーへ一次データの提供を要請した方、どちらの立場でも非常に重要なテーマです。今回の勉強会を通じてこれから加速する一次データ交換時代に備えていきましょう。
開催概要
日時 |
2023年5月23日 火曜日 13時30分~16時 |
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開催方法 |
オンライン開催 |
費用 |
正会員、無料トライアル会員:無料
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主催 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ |
後援 |
Green x Digital コンソーシアム |
講演題目・講師
【第1部】
題目 |
Green x Digital コンソーシアムの取組み「CO2可視化フレームワークを読む」 |
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講師 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ サステナビリティコンサルティング第2部 柴田 昌彦 |
【第2部】
題目 |
一次データ交換時代のCO2可視化と企業の対応「Pathfinder Framework v2を読む」 |
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講師 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ サステナビリティコンサルティング第2部 森 史也 |
お申込方法
- 以下の情報を添えて、GHGソリューションズ事務局(E-mail:ghgsol@mizuho-rt.co.jp)までお申し込みください。お申し込みいただいたメールアドレス宛に視聴用URLをご案内いたします。
氏名/貴社名/ご所属/メールアドレス/ご質問、ご関心事項/今後の希望テーマ - 申込締切:5月18日
- *Zoomの視聴可能上限数の関係で、ご契約部署1部署につき、3アカウントまでのお申し込みとさせていただきます。ご契約部署にて参加者を取りまとめてお申し込みください。
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