CCS（二酸化炭素回収貯留技術）に関するコンサルティング・リサーチ 過去の主要実績

二酸化炭素隔離技術が様々な温暖化対策技術の中でどのような役割を果たす可能性があるか、中長期的に分析を行うとともに、社会受容の可能性について分析を行い、パブリックアウトリーチ（市民への広報）のあり方とプログラムの検討を行った。

温室効果ガス国別インベントリにおいて、CCSの効果の計上方法を作成し、国際的な政策コミュニティーに提案するために、計上方法の考え方について検討する一方、標準的な条件での地中貯留のリークシミュレーションを行い、貯留層からのリークの具体的推定方法の作成などを行った。

CCSにおける貯留層からのリークについて、CO2が地表に漏出している自然現象（ナチュラルアナログ）について調査し、シミュレーションによって再現することにより、リークのメカニズムの分析を行うとともに、周辺への地域への影響の発生状況（影響は非常に小さく、健康被害は発生していない）の確認を行った。

CCS事業を国内外で実施するためのコストを算出するため、現状の石炭火力発電所の技術の調査を行い、発電コストを積み上げによって算出できるモデルを作成し、CCSの有無による発電コストの評価を行った。

二酸化酸素回収貯留技術の潜在的社会的受容性とそれに影響を与える因子について分析するため社会調査を行った。