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流体解析ソフトFrontFlow/blueを活用した大規模流体解析サービス 機能詳細

基本機能

支配方程式:3次元非圧縮Navier-Stokes方程式
乱流解析手法:Large Eddy Simulation, Detached Eddy Simulation
空間離散化:有限要素法(六面体要素、四面体要素、三角柱、ピラミッドをサポート)
運動方程式解法:クランクニコルソン法 (時間・空間2次精度)
連続の式解法:Fractional 法

オプション機能

1メッシュ自動細分化機能

計算実行中にメッシュデータを自動細分する機能をサポートします。これにより、ユーザがメッシュの細分化を指定するだけで計算精度の向上が実現します。また、最規模な解析を容易に実行でき、最大1,000億規模の大規模解析が実行可能です。

図1

Refine解析による予測精度の改善例、円柱まわり流れ解析
(提供:東京大学生産技術研究所)

2オーバーセット法に基づくMulti-Frame計算機能

複数の領域に対しメッシュを独立に計算しそれぞれの領域に静止系・回転系を指定可能。これにより、ターボ機械における動静翼干渉の計算が可能となります。

図2

プロペラまわりの流れ解析
(提供:東京大学生産技術研究所)

3自由表面計算機能

VOF法による自由表面解析機能をサポートします。

図3

円柱まわりの事由表面流れ解析
(提供:東京大学生産技術研究所)

4流体音響連成解析機能

FFBのサブシステムであるFrontFlow/blue-ACOUSTICS(FFBA)は大規模な音響解析をサポートします。FFBおよびFFB-Aを連成して使用することにより流体音響連成解析が可能となります。

図4

遠心送風機から発生する空力騒音の予測
(提供:東京大学生産技術研究所, 早稲田大学)