お客さまの技術開発における環境合理性の評価においてLCAの適用を提案しています。
新規開発技術等へのLCA適用について
新規開発技術等へのLCA適用は、将来の時点を対象とするという特徴があります。
すなわち、多くの未確定、未知の要素が含まれるため、新規開発技術等へLCAを適用する際には評価目的と評価時点での必要な精度を考慮した、系統立てられたLCAの実施が求められます。

LCA実施のポイント
新規開発技術等におけるLCAを効率よく実施するためには、適切な比較対象の設定(既存技術or将来技術or?)、環境負荷の変化が大きなプロセスの推定、調査目的や技術特性を考慮したデータの収集手順など、実施内容の重要性の見通しを立てることが求められます。

ご提案
評価方法・評価条件の検討・確認
競合技術や将来のライフスタイルの変化の影響を考慮した評価方法・評価条件の検討、 社会的受容性に関する検討など
ライフサイクルアセスメント(LCA)実施
ヒアリング・文献調査等を通じた関連データの作成、LCA分析結果の評価・解釈など
国内外における関連研究事例・動向調査
特許情報等を用いた開発課題の整理、技術開発動向の分析など
関連技術の将来展望に関する検討
現状の技術レベルと今後の開発方向性に関する考察など
技術開発評価におけるLCAの位置づけ
LCAは、単体での環境負荷量評価のための手段です。
技術評価においては、単体での環境負荷量評価をもとに、需要量予測と経済・社会的評価を考慮して算出される総量での環境負荷量評価も重要な要素となります。
製品やサービスの普及量まで計算に入れた総量での評価も行っています。

関連情報
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