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マーケティング調査の内容
マーケティング調査はその目的、手法により以下のように分類されます。
目的別にみた場合
1.事業戦略の立案・検証
貴社が計画している事業をいかに成功に導くか、或いはいかに効果的に事業展開を図るかを検討・立案・検証する上で必要な以下の調査・分析を行います。
(1)潜在顧客層の需要分析
主たるターゲットユーザー層とそのニーズ分析を行います。
(2)事業・製品コンセプト評価
上記ユーザー層に対して計画している事業あるいは商品が「魅力的か否か、有効か否か」を調査します。
(3)価格調査
上記と同様、価格面(価格体系・価格弾力性など)はどのように評価されるかを調査します。
(4)流通・販売調査
どのような流通・販売システムが望まれるのかを明らかにします。
(5)販促・広告活動調査
想定される各種方法の効果などに関して客観的に分析します。
2.フィージビリティ・スタディ(事業化可能性調査)
貴社が計画している事業、あるいは、新たに販売しようとしている商品・サービスがはたして事業として成立するのか、事業化の難易度はどの程度か、事業化に必要な条件・留意事項は何かを明らかにします。
(1)新規市場参入可能性調査
マクロ環境動向、市場規模、競合状況、貴社の強み・弱みなどの調査・分析を行い、事業収支予測シミュレーションを行います。
(2)新製品・新サービスの市場性評価調査
潜在市場規模、ニーズ、競合状況などの調査・分析とコンセプト評価などを行います。
3.特定分野マーケティング
(1)産業調査
特定事業の市場構造、参入企業、市場規模の増減推移とその理由・背景、市場占有率など事業全体の概況とその動向を明らかにします。
(2)企業事例調査
先行して市場参入し、成功している事例、あるいは失敗している事例を調査し、その理由・背景などを明らかにします。
(3)競合企業調査
競合する企業に関しその実態、マーケットにおけるポジション、競争力などを調査・分析します。
(4)流通業者調査
貴社あるいは競合他社の商品を取り扱う流通業者などに対して、その取り扱い状況、メーカーに対する評価・要望などを明らかにします。
(5)提携候補先調査
各種事業提携(M&Aの対象を含む)先に関して、その相手先の実力を評価するとともに、その可能性・条件などをサウンディングします。
(6)商圏調査
集客事業の場合、その商圏を設定しその商圏内の需要・供給状況、競合状況、将来性などの分析を行います。
(7)立地環境調査
各種商業施設などの集客力あるいは適正事業・業態を判断するために当該立地の環境、立地特性を明らかにします。
(8)技術評価調査
主として当該技術のポテンシャル・ユーザー層に対して技術面の評価調査を行います。
(9)海外調査
米国、中国、アジア諸国などにおけるマーケティングも現地専門機関と連携し各種マーケティングが可能です。
4.コンシューマー・マーケティング
消費者に対して、商品・サービスの購入状況、購入動機、満足度などの調査を行います。
定量的な分析を目的とする場合は、数百から数千サンプルの調査を実施します。インターネットを利用したマーケティングも行っています。
手法別にみた場合
訪問面接調査
専属調査員が対象企業や消費者を訪問し、ヒアリング調査を行います。内容によっては経営コンサルタントがインタビューするケースもあります。
電話調査
電話で簡単なヒアリングを行います。調査対象先が多いときに有効な手法です。上記の訪問調査対象先を選定する際、事前に電話調査を行うケースもあります。
郵送調査
事前に設計された調査表を郵送し、その結果を郵送で回収します。定量的な分析に適した手法です。留置調査という方法もあります。
グループインタビュー調査
5~6人の方を対象に、座談会方式でいろいろな意見を引き出します。ニーズの検証や開発のヒント探しなどの定性的な分析に適した手法です。
各種データベース・文献等調査
統計データ、関連団体・協会などの資料、各種データベース、インターネット・ホームページ等に公表されている資料(2次資料)を収集・分析します。事前調査の段階やマクロ環境動向調査などに適しています。
マーケティング調査の進め方
貴社の狙い・目的・ご予算に応じて最適な調査設計をご提案します。まずはご相談ください。調査設計の企画とお見積もりは無料です。
調査の期間は、比較的短期間(1~3ヵ月間)に実施する特定分野のマーケティングから、3ヵ月~1年間かけて行うマーケティングまで多種多様です。