サービスの概要
退職給付債務(PBO)の算定に当たっては、退職給付に関する会計基準に則って計算することが求められます。
加えて、退職金や企業年金などの退職給付制度に関する決算用計数は、各企業が自らの責任で把握する必要があります。
当社では、「計算ソフトの提供」「受託計算」の2つのサービスを通じて、会計基準に対応したPBOおよび退職給付費用の計算環境構築をサポートします。また、従業員数の増加に伴う簡便法から原則法への切替ニーズにも対応します。
退職給付債務計算ソフトの提供・導入支援
自社計算ソフトウェアをご提供し、各企業が自ら退職給付債務(PBO)を計算するために必要十分な環境構築をサポートします。また、各種継続サービスを通じて毎期末ごとにイールドカーブをご提供、監査対応などについてもご支援します。
退職給付債務計算ソフト「PRO-M」
退職金・年金規程など各社固有の退職給付制度を反映した計算環境を設定し、シンプルかつ快適なオペレーションで、自社でのPBO計算を実現します。
特長
- 退職給付会計基準で定められた「給付算定式基準」や「複数の割引率」などに対応
- 「IFRS(国際財務報告基準)」にも対応でき長期利用が可能
- 退職給付会計基準導入時(2000年)からのご提供で培った信頼性と安心感
- 各種照会対応や「会員用Webサイト」による情報提供など充実のサポート体制(有料)
毎期の計算に必要なイールドカーブや死亡率、当社からのお知らせなどをご覧いただけます。
退職給付債務の受託計算
当社が退職給付債務(PBO)の計算を受託し、結果をご報告します(アクチュアリーによる「評価結果報告書」をご提供します)。IFRSで要請されるさまざまな開示項目へのサポートやアセットシーリングなど、IFRS特有の計算にも対応可能です。