開催経緯、概要
当社は、地域金融機関をはじめとする、銀行営業店事務にフォーカスしたBPRコンサルティングを行っています。この知見をもとに、2020年9月28日、金融機関の営業店事務を対象とした業務の見直しをテーマに、オンラインセミナーを開催しました。今回のセミナーでは、各金融機関における事例も交えながら、BPRの進め方について紹介しました。
講演内容
多くの地域金融機関では、過度な事務過誤予防策の策定や、従前の法制度改正対応や当局指摘対応等により『事務が煩雑化・重厚化』し、事務時間の増大を招いた結果、営業体力が不足してしまうという共通の課題を抱えています。
本セミナーでは、実際の金融機関での“営業店、店舗/人員配置”や“営業店事務の簡素化”に関する取り組みを事例に取り上げ、「あるべき姿」の実現に向け、以下の各プロセスにおける具体的な推進方法を紹介しました。
Step1営業店の実態を把握し「あるべき姿」を設定する
- 営業店職員が負担と感じている業務を「定量的」に可視化する
Step2BPR施策を推進する
- リスクベースアプローチの視点を入れ「なくすに拘り」施策を推進する
Step3店舗体制を見直す
- 営業店職員の業務シフトを図り、外向き顧客接点の強化を図る。

※この記事は、2020年9月に開催したセミナーについて作成したものです
お問い合わせ
IT本部 第6事業部第4部
小西、山田
<BPRコンサルティングサービスのご紹介>
金融機関向けBPRコンサルティング
当社では、金融機関が抱える課題解決に向け、まずは足元の事務を簡素化し事務時間を短縮するアプローチにより、営業体力を捻出するコンサルティングサービスを提供しております。