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令和6年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業の実施について

こども家庭庁では、質の高い特定教育・保育及び地域型保育並びに地域こども・子育て支援事業等の提供に当たり、子ども・子育て支援に関する諸般の課題について、現地調査等による実態の把握や試行的取組等を通じた提言を得ることを目的として、子ども・子育て支援等推進調査研究事業を実施しています。

このたび当社では、令和6年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業として下記事業が採択されましたので公表いたします。

こども家庭ソーシャルワーカーの研修の評価及び今後の在り方の検討に関する調査研究

こども家庭ソーシャルワーカーの研修の質を担保し、また制度の改善を図る観点から、①研修の実施状況や受講状況の把握と評価、②研修の今後の在り方に係る検討材料の収集を目的として、調査研究を実施する。

社会生活を円滑に営む上での困難を有するこども・若者の実態及び支援方策に関する調査研究

社会生活を円滑に営む上での困難を有するこども・若者のニーズに寄り添った施策の検討に向け、こども・若者や支援に携わる支援者におけるニーズ等の把握、自治体における支援施策の状況把握を行うことを目的として、調査研究を実施する。

ひとり親家庭等のこどもへの学習支援の効果的な実施について

ひとり親家庭等のこどもに対して、基本的な生活習慣の取得支援・学習支援、食事の提供等を行うことにより生活向上を図ることは「貧困の連鎖」を防止する観点から重要であり、自治体が実施する「こどもの生活・学習支援事業」のより一層の拡充に向け、本事業の実施状況に関する実態を把握するとともに、好事例と考えられる取組状況をとりまとめ、全国の自治体に情報提供することを目的として、調査研究を実施する。

多様なニーズに応じた家族支援の実態把握に関する調査研究

家族の在り方や家族を取り巻く環境が多様化する中、発達支援が必要なこどもの家族の多様なニーズや状況に応じた家族支援のより一層の充実に向け、家族支援の実態・課題を把握するとともに、家族支援の推進に資する支援方策等の今後の方向性について検討・提言を行うことを目的として、調査研究を実施する。