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interview. 01
優秀な先輩達から多くを学び、自立する姿に刺激を受けた。
コンサルティングで自分の専門領域の柱を立て、違う場で新たな経験も積む。
これまでのキャリアを振り返ってみて印象深いのは、入社後の早い段階に出会った先輩達からの学びです。一緒に仕事をしたのは限られた期間だった方もいましたが、コンサルタントとしての業務への取り組み姿勢など大切な部分を教わりました。特に優秀な女性の先輩方からの刺激は大きく、自ら動いて提案して案件を獲得したり顧客折衝したりする強い自立した姿を見て、自分も早く一人前のコンサルタントになりたいと感じました。
キャリアの初期の頃には次世代育成やDV・虐待などの社会的弱者対策が主な専門領域になり、次世代育成支援対策推進法の指針策定など国の重要施策に関わるコンサルティングも担当しました。
キャリアの主軸は社会保障領域のコンサルタントですが、2007年から2年間の内閣府への出向、2016年から約6年間の人事部への異動も経験しています。コンサルタントはその専門性を高めていくことが求められますが、同時に幅広い視野や専門性の幅出しが求められる職種でもあります。私自身は、コンサルタントであると同時に、政策立案の仕組みや組織運営のことなどへの理解も持ちたいというジェネラルな志向もあったので、コンサルティングの現場から一度離れて新しい視点を得るよい機会になりました。
interview. 02
内閣府に出向して、国の政策立案プロセスを間近に経験。
生涯のロールモデルにも出会う。
官民交流人事の枠組みで内閣府に出向していた2年間は、私にとってターニングポイントになる経験だったと思います。男女共同参画局の分析官として、女性の貧困問題など省庁を横断する政策課題の検討に携わりました。我が国の政策がどのようにつくられていくのか。それを間近で知ることができたのは貴重な経験でした。また、コンサルティングは個人の力に依りがちなところがありますが、そうではなく組織で動くことによってより大きな仕事を成し遂げられると知ったことも、その後の仕事に向き合う姿勢に活きています。
内閣府には他省庁や他企業から様々な分野の人材が集まっており、その意味でもとても刺激的。将来こうなりたいなと心から思う、生涯のロールモデルともいえるような素晴らしい方に出会えたことも、かけがえのない経験でした。


interview. 03
お客さまや社会に価値を創出し続ける、逞しいコンサルティング本部を目指して、
仲間達とともに挑む。
当社のコンサルティング本部は現在8つの部署からなり、四百数十名が所属しています。
コンサルティングの領域は、戦略、人事・年金、サステナビリティ、デジタル、社会保障など。このコンサルティング本部全体を統括して、本部全体の戦略企画や組織開発、各現場部署の業務推進支援、〈みずほ〉各社との連携などを担当するのがコンサルティング推進部。2023年4月からこの部署の部長を務めています。
「コンサルティング本部が、将来にわたって価値を創出する逞しい集団であり続けるように、現場部署とともに挑む」。これが、部長に就くにあたって私が考えたビジョン。当社には高い専門性を持つコンサルタントたちがいて、お客さまや社会の持続的な発展に貢献するために日々奮闘しています。そんな仲間たちが最大限の力を発揮するために、部の頼もしいメンバーたちとともに取り組む。それが、私が今一番に感じているやりがいです。

interview. 04
周囲や会社のサポートに恵まれたキャリアの歩み。
経験や感謝を糧に、今度は自分が返していく番。
私は、これまで2回産休・育休をとり、かれこれ20年あまり子育てをしながら仕事をしてきました。そのような状況を、代々の上司をはじめ職場の誰もが快く支えてくれて、とても恵まれた環境でした。改めて感謝したいと思っています。また、人事部時代には人事制度の企画にも携わりましたが、当社の育児・介護支援を含めた福利厚生制度は我が国の企業の中でもトップクラスだと感じています。
でも、思い返すと仕事も子育てもいつも時間に追われてガムシャラに過ごす毎日だったので、余裕なく周囲に接してしまったことや、課長時代にも十分にメンバーをみれなかったことなど、反省や後悔することがたくさんあります。そんな駄目だった自分も真摯に受け止めて、感謝の気持ちを忘れずに、経験してきたことや助けてもらったことを今度は返していく番だと思っています。
コンサルティングにせよ企画部署の仕事にせよ、率直に仕事はとても面白い、仕事を楽しむというのが信条です。困難なことも多くありますが、仕事には正解がなくて奥が深く面白い。思考と資源を総動員して考え抜くと同時に、社内外の様々な人たちと学び合いながらチャレンジできる。前向きに仕事を楽しむ気持ちを忘れずに、大切な仲間たちが思う存分活躍できる環境づくりに挑んでいこうと思っています。
※所属部署は取材当時のものになります。
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