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ジェトロニクスの通信ゲートウェイ「B-FEP」を採用

みずほ銀行で大手銀初の日銀ネット高度化対応システムを稼働

みずほ情報総研とジェトロニクスは共同で、みずほ銀行向けに、大手銀行として初めて日銀ネットの高度化に対応した新システムを開発し、2005年9月20日より稼働いたしました。

2005年10月17日
みずほ情報総研株式会社
ジェトロニクス株式会社

みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小原 之夫)とジェトロニクス株式会社(本社:東京都港区、社長:加賀山 進)は共同で、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:杉山 清次)向けに、大手銀行として初めて日本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット)の高度化に対応した新システムを開発し、2005年9月20日より稼働いたしましたのでお知らせします。

日本銀行は、日本の重要な決済インフラの1つである日銀ネットのネットワークおよびプロトコルの標準化を行うため、現行の専用線を使用したインフラ網を金融業界でも国際標準となっているインターネット網へ移行することを予定しています。これを受けて、みずほ銀行では大手銀行として最初に対応を決定し、日銀ネットを含む決済リスク削減と業務の省力化を目指すと同時に、将来の資金や証券に関する決済制度改革の対応についても考慮した決済インフラの整備に着手してきました。

みずほ情報総研は、日銀ネットの高度化に伴い採用される通信インターフェイスCORBA(*1)に対応した、ジェトロニクスが開発した通信ゲートウェイシステム「B-FEP」(*2)を採用し、本システムのみずほ銀行への導入・設置を行いました。本システムはオープン系システムの課題であるバージョンアップやエンドオブサービスの対応負荷を削減できるよう配慮したものです。また、決済インフラを支えるための耐障害性やパフォーマンスにも優れたものとなっており、金融機関の将来にわたるITに関する保守コストや追加投資を抑制することが可能です。

みずほ情報総研、ジェトロニクスでは、既存の日銀ネットにおける安定稼動の実績や、本システムの導入・運用で得られたノウハウを元に、金融機関に対するコンサルティング、システム開発、運用支援を提供していきます。

  1. *1CORBA…Common Object Request Broker Architecture. オブジェクト技術の標準化団体であるOMGによって標準化された異機種・異言語間通信インターフェイスの標準仕様。
  2. *2B-FEP…BOJ Front End Processor. ジェトロニクスが開発した通信ゲートウェイシステム。日銀と接続先間で通信を行う際にネットワーク直接接続し窓口となる双方の通信系システム。
  • *「B-FEP」はジェトロニクス株式会社の登録商標です。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
広報室 上原 靖、小山 文彦
電話:03-5281-7548
E-mail:info@mizuho-ir.co.jp

ジェトロニクス株式会社
マーケティング&ソリューション本部
電話:03-5403-1003
E-mail:Communications-info.jp@getronics.com

お問い合わせ

担当:広報室
電話:03-5281-7548

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