1. 1)建設業向け基幹業務テンプレートを適用した基幹業務システムは、工事案件ごとに“受注から工事管理、竣工・リニューアルまで”の一連の業務をカバーできるよう、営業管理、工事管理、管理会計、財務会計、固定資産管理、資材管理、JV管理、および人事管理等の機能を備えています。さらに、全国に散在する土木・建築工事の作業所での予算原価管理と、本支店の工事管理・会計管理が一体化している点に特長があります。
2. 2)土木・建築工事の作業所向け予算原価管理システムは、飛島建設が独自に開発と改良を積み重ねてきた老舗ゼネコンのノウハウを集積したものであり、実際の工事現場で使いやすく設計されています。なお、建設業界において実際に稼動・運用中の原価管理システムが外販されるのは画期的といえます。
3. 3)情報系システムは、社長をはじめとする経営層から作業所の職員にいたる全社員が情報共有を行うもので、飛島建設では約2000名の社員が利用しています。グループウェアにより構築された500種類以上の業務関連データベースやワークフローのコンテンツで構成されており、建設業で必要とされるあらゆるニーズに対応可能となっています。

飛島建設ですでに二度の本決算処理を経過したこれらのシステムは、「運用保守時間の月別推移」に表されるように、導入直後のバグ対応とカスタマイズ項目の稼動を経た半年後には安定運用に移行しています。

導入企業においては、決算処理の時間短縮や本支店人員の削減、再配置、事務の集約が可能となり、組織変更にも柔軟に対応できるようになります。厳しさを増す建設業界の経営環境下において、戦略経営を補佐するシステムとしての効果を期待できます。

これらのシステムの販売・導入は、みずほ情報総研が担当し、業務管理面などの建設業界特有の業務知識を必要とする場合には、飛島建設の担当者がサポートする体制となっており、あらゆる建設業ニーズに対応できる販売・保守体制で事業展開を行います。サービス開始3年間で5～10社の導入を計画しています。

また飛島建設は、本事業により社内情報システム部門の活性化と人材育成、ノウハウ外販による合理化を推進するとともに、建設業界の発展に寄与したい考えです。

運用保守時間の月別推移

飛島建設株式会社
経営本部 広報部 小島 秀二郎
電話：03-5214-8212
E-mail：information@tobishima.co.jp

みずほ情報総研株式会社
広報室 小山 文彦、上原 靖
電話：03-5281-7548
E-mail：info@mizuho-ir.co.jp

飛島建設株式会社
管理本部 情報システム部 大西 克征
電話：03-5214-8214

みずほ情報総研株式会社
産業ソリューション部 板場 通夫
電話：03-3869-4853

担当：広報室
電話：03-5281-7548