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製造工程やシステム運用における不具合や不適合を効率的に管理

品質是正処置管理ソリューション「Systemaflow™」の提供を開始

2010年6月14日
みずほ情報総研株式会社

みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 直美)は2010年6月23日、製造事業者やITシステム関連事業者などを主対象とする品質是正処置管理ソリューション「Systemaflow」の提供を開始します。

従来、日本の企業では、高度な品質管理手法の導入や国際基準であるISO9001などの品質基準を適用し、その製品やサービスの質の高さは国内外から高い評価を得てきました。昨今ではこうした品質への要求に加え、製品の低価格化やより短い期間での提供が求められています。こうした中で、製品やサービスの不具合や不適合の予防ならびに再発の防止に向けた取り組みを行うことが、企業の信用力の確保や顧客満足度の維持につながっています。

みずほ情報総研では、製品製造やシステム運用において発生した不具合・不適合を効率よく共有し、再発防止につなげる品質是正処置管理ソリューション「Systemaflow」を開発、6月23日より提供を開始します。本システムは、従来、文書ベースで個別に対応されることの多い不具合・不適合をデータベースで統合管理することにより、関係者が不具合・不適合の状況をリアルタイムに把握し、再発防止策の策定や実施、その承認プロセスまでの流れを一連の業務フローとして管理するソリューションです。また、業務プロセスの変化へも柔軟に対応し、従来、プログラムの改良や追加開発を必要としていた処理内容や管理項目を、ユーザーによる設定変更で自由に変えることができます。さらに、進捗管理や発生した事象の分析のための一覧表示画面についても、表示内容、抽出条件などを任意に設定することで、蓄積したデータをさまざまな切り口で参照することができます。

同ソリューションを導入することにより、再発防止に向けた是正処置管理業務の効率化だけではなく、業務プロセスの変化を適切にシステムに反映し、品質管理サイクルの定着化を促します。さらに、蓄積した情報にもとづく予防策の検討などを通じて、製品やサービスの品質向上に向けた全社的な取り組みを支援いたします。

当初はパッケージソフトウェアでの提供となりますが、今後はクラウド環境でのサービス提供も展開する予定です。なお導入においては、システム障害管理テンプレートや設備・装置障害管理テンプレートなどを用意しており、これらがそのまま適用可能なケースでは最短で3日から最長でも1ヶ月でのシステム構築が可能です。基本パッケージ価格は最小構成で200万円から。みずほ情報総研では、導入時のコンサルティングやサポートなどを含め、初年度で6,000万円の売上を見込んでいます。

「Systemaflow」の特徴

  • 不適合報告や原因分析のための業務フローを定義可能
  • 各種テンプレートを提供
    • システム障害管理
    • 設備・装置障害管理
      ISO9001 QMS管理など、各種テンプレートを順次拡張予定
  • ユーザー設定による管理画面や承認ルール変更が可能
  • 拠点間や関連企業間の異なるフォーマットによる報告書の取込みも可能
  • データ活用・分析のための蓄積データ抽出が可能

Systemaflow概要

拡大図

■本ソリューションの詳細についてはこちらをご覧下さい。
品質是正処置管理ソリューション Systemaflow

  • *「Systemaflow/システマフロー」はみずほ情報総研株式会社の商標です。

■本ソリューションについては、第21回 設計・製造ソリューション展でご案内を予定しています。
第21回 設計・製造ソリューション展

本件に関するお問い合わせ

ニュースリリースに関するお問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
広報室 井川 公規、石原 卓
電話:03-5281-7548
E-mail:info@mizuho-ir.co.jp

サービスに関するお問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
法人ソリューション第3部 高橋 一彰
電話:03-5978-7161

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