2012年3月14日
株式会社みずほコーポレート銀行
みずほ情報総研株式会社

株式会社みずほコーポレート銀行およびみずほ情報総研株式会社は、株式会社東芝、株式会社日本設計、パナソニック株式会社、JFEエンジニアリング株式会社とともに、中国南部の中心都市である広州市南沙区において「広州市南沙区スマートコンパクトシティプロジェクト（以下、本件）」の事業可能性を検討してきましたが、今般、本件が経済産業省の「グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査委託事業」に採択されることが決定しました。

　 わが国では、新成長戦略においてインフラ・システム輸出を重要施策として位置づけています。株式会社みずほコーポレート銀行は、上記日本企業を南沙区に対し紹介しつつ、本件について資金調達面を含む事業性等の調査分析・助言等を検討します。また、みずほ情報総研株式会社は、企業の低炭素ビジネスへの取り組みや地球温暖化対策に関するコンサルティングサービスで培ってきたノウハウを活かし、本件における代表企業として、FS事業の取り纏め及びエコシティ開発に関わるビジネスモデルの策定支援をいたします。本件では、中国における都市開発プロジェクトの初期段階から関与することで、各社それぞれのビジネス機会の創出を目指しています。

<みずほ>は、お取引先との協働により国内外における『日本企業のイニシアティブによる』環境都市プロジェクト展開を模索しています。開発段階からプロジェクトに関与することで、企画・開発・推進・管理のノウハウを蓄積するとともに、新たな金融の仕組み作りも視野に入れています。さらに、このノウハウを他の新興国にも展開することで、『日本発』の環境都市プロジェクト構築を通じて、金融の立場から日本産業全般の成長戦略をサポートすることを目指しています。