2014年3月27日
みずほ情報総研株式会社

みずほ情報総研株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：西澤 順一）は、2014年4月1日より、3D設計ソフトウェア開発大手の仏ダッソー･システムズの、製品設計における高度な構造解析や最適化のためのソフトウェア「SIMULIA」ブランド製品を活用した設計解析ソリューションの提供を開始します。本ソリューションは、日本法人であるダッソー・システムズ株式会社と当社との販売代理店契約締結により実現するものです。日本国内の顧客ニーズに応じて、ソフトウェアの導入支援からカスタマイズ、解析コンサルティングおよび受託解析などの当社独自のサービスを付加して「SIMULIA」ブランド製品を提供するものです。なお、当社では、同製品の販売および関連するサービスにより、年間2億円の売上を見込んでいます。

「SIMULIA」ブランド製品は、Abaqus、Isight、Tosca、SIMULIA V6の全4製品から構成されており、日本国内を含む世界各国において、製造業を中心とした幅広い業界で多数の使用実績を有する高度解析ソフトウェアです。高度な構造解析を可能にする統合有限要素解析のほか、複数の物理現象が絡み合うマルチフィジックス解析、シミュレーションプロセスの最適化・自動化や、シミュレーションデータの管理までを包括する豊富な製品群により、製品設計や開発におけるシミュレーションにかかる期間とコストの削減、製品の性能、品質、信頼性の向上に大きく貢献します。特に、「SIMULIA」ブランドの中核を成すソフトウェアであるAbaqusは、自動車の衝突解析、タイヤの騒音やハイドロプレーニング現象の解析、金属の圧延プロセスの解析、プラントの耐震解析、ペットボトルの成形プロセスなどの非線形構造解析において、業界屈指の実績を有しています。

みずほ情報総研では、過去15年以上にわたり、自動車、機械、電機などの製造業や建築・土木、原子力・エネルギーなど幅広い業界向けにAbaqusを活用した受託解析や解析コンサルティングを提供しており、特に高度な非線形解析に関する多数の実績を有しております。本ソリューションの提供にあたっては、「SIMULIA」ブランド製品の豊富な機能や業界ごとのノウハウ、高度なシミュレーション技術を熟知した当社のコンサルタントが、ソフトウェアの導入やシステム開発など、「SIMULIA」ブランド製品に関する多岐にわたる解析コンサルティングサービスを提供いたします。