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みずほ新興国クォータリー(2022年12月号) (PDF/1,168KB)
概況~堅調な景気回復基調が続いてきたが、2023年は成長鈍化の見込み
- 2022年7~9月期の各国成長率は、濃淡こそあるものの、総じて堅調な回復基調を維持
- 新興国では、総じて景気が堅調に回復した一方、インフレ率が通貨安と相まって加速し、利上げが継続
- 中国に関しては、6月の上海ロックダウン解除後も景気の戻りは緩慢で、11月に感染再燃で景気は再び下振れ
- 2023年は、総じて成長鈍化を見込む
- インフレ率は、商品価格の落ち着きでピークアウトするも、国内需給ひっ迫で高止まり。これまでの利上げの累積効果も加わり、内需を下押し。世界経済低迷を受けて輸出も減速へ