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みずほ新興国クォータリー(2023年12月号) (PDF/2,721KB)
概況~中国は減速、NIEs・ASEANの回復は2024年半ば以降、インドは内需堅調
- 中国は、インフラ投資が景気を下支えするものの、消費マインド低迷や不動産部門の調整を受け2024年以降は減速
人口減、国内統治強化、米中対立激化といった構造要因も成長を下押し - NIEsとASEANは外需低迷と金融引締めで減速。回復は外需持ち直しと引締め解除が見込める2024年半ば以降
特にNIEsはシリコンサイクルの改善で24年の成長率が上昇。半導体依存の低いASEANの回復は25年に後ずれ - インドは、インフレ圧力残存も、海外からの投資や政府のインフラ投資の伸びに支えられ、内需が好調