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みずほ新興国クォータリー(2024年10月号) (PDF/2,102KB)
概況
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中国は、2024年は輸出主導で5%近傍の成長を維持。2025年は輸出ドライブの効果減衰から4%台半ばへ減速
- –政策支援や財政出動は景気を下支えも、不動産不況や消費低迷は長期化の公算
- アジアの輸出依存国は、電子機器の輸出にけん引され持ち直し。非電子機器も含めた輸出回復は2025年以降
- –韓・台・星はAI・データセンター向けの先端半導体、サーバー等が輸出回復をけん引
- –馬・越も半導体サイクルの改善は追い風だが、目先は米景気減速による非電子機器輸出の鈍化が重石。泰は電機製品の輸出競争力低下からサイクル改善の波に乗りきれず
- アジアの内需依存国は、印・尼がインフレ収束で堅調持続、比も利下げ転換で持ち直し。インフレが長引く豪の回復は2025年以降