全文ダウンロードはこちら
みずほ新興国クォータリー(2024年12月号) (PDF/2,235KB)
概況
- 中国は、2024年は輸出主導で5%近傍の成長を維持。2025年はトランプ関税による下押しもあり4%台前半へ減速
- –不動産市場の調整継続のもと内需は伸び悩み。トランプ新政権の追加関税は2025年のGDPを▲0.2%Pt下押し
- アジアの輸出依存国は、貿易摩擦による米中景気の減速が逆風も、電機輸出にけん引され回復基調が続く見込み
- –AIブームを背景に先んじて回復していた韓・台・星に加え、馬・泰・越でも電子機器などの輸出が持ち直し
- –米中景気の減速は輸出の下押し要因となるも、対中関税による中国からの代替輸出促進が影響を一部相殺
- 内需依存国は、印・尼は投資に支えられ底堅い。比も利下げで持ち直し。豪はインフレ高止まりで低迷長期化