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2025年1月9日

みずほインサイト

2025年も高水準の賃上げ継続へ

─ ようやく「賃金と物価の好循環」の実現が視野に ─

調査部

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概要

  • 2025年の春闘では定期昇給を含む賃上げ率が4.6%と、高水準を維持する見込み。中小企業は3.9%と、2023年以前に比べ高いものの企業規模間の賃上げ格差が継続すると予測
  • 高水準の賃上げを受け、消費者物価は前年比+2%前後の伸びが続く公算大。2025年度の実質賃金は小幅ながら前年比プラスになり、消費の緩やかな回復を後押しする要因に
  • 今後、日本銀行は半年に1回程度のペースで利上げを続け、2025年度末時点で政策金利が1%に達すると予測。ただし、米国の関税引上げによる影響や為替市場の変動には注意が必要

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