調査部エコノミスト 今井 大輔
daisuke.imai@mizuho-rt.co.jp
概要
- 2025年冬の民間企業の一人当たりボーナスは前年比+2.2%と、昨冬から伸びが鈍化するものの、冬としては5年連続で前年比プラスになると予想
- 米国の関税影響のなかで企業業績が持ちこたえていること、人手不足感の強まりが賃金上昇圧力を生んでいることから、冬季ボーナスは増加傾向を維持する可能性大
- 民間・公務員合わせたボーナス支給総額は前年比+3.9%と昨冬(同+6.6%)から減速を見込むも、先行きの物価上昇ペース鈍化も相まって、消費は緩慢ながら回復を続けると予想