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経済がわかる論点50 2023

経済がわかる論点50 2023

「コロナ禍からの回復期待とともに、国際秩序など様々な不確実性の高まりに直面する世界と日本の経済、金融・マーケット、制度・政策、ビジネス・社会――2023年の動きを50のキーワードで読み解きます。」

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著者 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
発行 株式会社東洋経済新報社
発行日 2022年11月18日
価格 1,980円(税込)
ISBN 9784492396704

目次

はじめに

第I部 チーフエコノミスト 太田智之の視点

混迷する国際秩序・不透明感増す世界経済
―成長と分配の好循環実現に向けてカギ握る人的資本投資―

第1節 根強い構造的なインフレ圧力。物価高と金融引き締めが世界経済の重石に
第2節 日本におけるインフレ期待の高まりはデフレ脱却の萌芽となるか
第3節 低調な対内直接投資が示唆する日本の課題

第II部 2023年の経済がわかる50の論点

第1章 日本経済がわかる10の論点

  1. 1国内景気
    サービス中心に回復維持も、海外経済減速が逆風
  2. 2企業収益
    コスト高のなか再び注目される中小企業の低収益性
  3. 3設備投資
    企業の投資意欲は回復も、下押しリスク大
  4. 4雇用・所得
    景気改善に伴い緩やかに増加
  5. 5個人消費
    感染不安の後退で消費水準は正常化へ
  6. 6住宅
    住宅市場は持ち直し。住宅価格と金利動向が懸念材料
  7. 7財政政策
    中期的な支出増をコミットも財源は不透明
  8. 8輸出
    2023年は財輸出が伸び悩むもインバウンド回復が下支え
  9. 9物価
    CPI前年比+2%超えは持続性を欠き、再び0%台に鈍化へ
  10. 10人的資本投資
    公的な「人への投資」の拡充が日本経済復活のカギ.
  • 気になる経済統計データ(その1)

第2章 海外経済がわかる10の論点

  1. 11米国経済I
    強まる景気後退の影、進む米中デカップリング
  2. 12米国経済II
    大統領選挙に向け、2年間の模索が始まる
  3. 13欧州経済I
    歴史的な高インフレが消費を中心に欧州経済を下押し
  4. 14欧州経済II
    EUはエネルギー政策を転換。政治面では南欧の選挙に注目
  5. 15中国経済I
    ゼロコロナに揺れる中国経済、2023年もV字回復は期待薄
  6. 16中国経済II
    転換点を迎える中国の不動産
  7. 17アジア経済I
    2023年は世界経済減速と物価・金利上昇が重石に
  8. 18アジア経済II
    人口動態の変化が促す産業の新潮流
  9. 19新興国経済I
    インフレ・通貨安・世界経済減速リスクに直面
  10. 20新興国経済II
    新興国の食糧不足に潜むグローバルリスク
  • 気になる経済統計データ(その2)

第3章 金融・マーケットがわかる10の論点

  1. 21日本株
    2023年は堅調な推移を想定
  2. 22米国株
    今後も軟調な展開。回復過程入りは2023年後半に
  3. 23国内金融政策
    新総裁のもと緩和の持続性高める政策運営に
  4. 24米国金融政策
    FRBは利上げ打ち止め、物価安定は先送り
  5. 25欧州金融政策
    ECBはインフレと景気を睨んだ難しい政策運営を迫られる
  6. 26国内長期金利
    0.25%を上限にした低金利が続く見通し
  7. 27米国長期金利
    2023年にかけて3%台半ばでの推移を予想
  8. 28為替
    ドル円相場は緩やかな円高・ドル安を予想
  9. 29不動産
    オフィス供給拡大期を迎え、不動産市場は弱い動き
  10. 30商品市況
    2023年は総じて軟調だが、欧州のガス高は長期化へ
  • 気になる経済統計データ(その3)

第4章 制度・政策がわかる10の論点

  1. 31IPEF
    インド太平洋地域における米主導の新たな経済枠組み
  2. 32地経学
    外交・安全保障と経済を一体としてとらえる
  3. 33新しい資本主義
    人的資本投資を起点にした成長と分配の好循環を実現へ
  4. 34EUグリーン政策と日本への示唆
    外部環境変化に機動的に対応する背景とポイント
  5. 35カーボン・クレジット
    気候変動緩和に対する自主的な貢献手段として、民間主導での取り組みが広がる
  6. 36ブルーエコノミー
    持続可能な海洋利用
  7. 37ネットゼロ目標
    SBTiによる企業のネットゼロ基準開発.
  8. 38大学ファンド
    日本の大学の競争力向上に向けた取り組み
  9. 39ビジネスと人権
    ステークホルダーの声に耳を傾けながら、自社の状況に応じた段階的な取り組みを
  10. 40資産所得倍増プラン
    成長と分配の双方に資する経済政策
  • 気になる経済統計データ(その4)

第5章 ビジネス・社会がわかる10の論点

  1. 41水素・アンモニア
    各国が相次いで政策を打ち出し、水素・アンモニア市場獲得に向けた競争が激化
  2. 42メタバース
    生活様態の変化をもたらし、新たなビジネス機会を生み出す
  3. 43Web3.0
    サービス普及のカギは利便性の向上
  4. 44二次電池/次世代電池
    便利・サステナブルな社会の実現に向け必要性が高まる
  5. 45NFT
    デジタルデータを活用した新たなビジネスの動向に注目
  6. 46FoodTech
    最先端技術がもたらす新たな「食」
  7. 47DX
    今求められているデジタルリスクマネジメント
  8. 48ヤングケアラー
    多様なヤングケアラー・若者ケアラーの声に耳を傾けて
  9. 49心理的安全性
    組織における「心理的安全性」との向き合い方
  10. 50バッテリー電気自動車
    バッテリー電気自動車の普及と充電インフラの課題
  • 気になる経済統計データ(その5)

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