シミュレーションで描く日本経済・金融の未来図
【展望】金利のある世界
金利のない世界が常識であった日本でも、「金利のある世界」がとうとう現実味を帯びてきた。金利はどこまで上昇しうるのか、私たちの暮らし、企業経営、政府、金融機関への影響をどうみるかを、気鋭のエコノミストが詳細シミュレーション。併せて、「金利のある世界」での日本経済・金融のあるべき姿を提言。
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著者 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ 服部 直樹 有田 賢太郎 |
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発行 | 一般社団法人 金融財政事情研究会 |
発行日 | 2024年7月11日 第1版第1刷発行 |
価格 | 2,400円(税別) |
ISBN | 978-4-322-14447-5 |
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https://store.kinzai.jp/public/item/book/B/14447/
目次
はじめに
第1章 なぜいま、「金利のある世界」なのか
第1節 現実味を帯びてきた、未体験の「金利のある世界」
第2節 経済・金融の大転換に備える
第2章 金利シミュレーション
第1節 「よい金利高」と「悪い金利高」との違い
第2節 政策金利を試算する
第3節 長期金利を試算する
第3章 実体経済シミュレーション
第1節 実体経済シミュレーションにおける金融指標の想定
第2節 企業利益への影響
第3節 家計の住宅ローンと金融資産所得への影響
第4節 政府の財政運営への影響
第4章 金融機関へのインパクト
第1節 企業、家計、政府の資金運用・調達ニーズ
第2節 異次元緩和で拡大した日本銀行のバランスシートの行方
第3節 「金利のある世界」における銀行への影響
第5章 ビジネスチャンスとしての「金利のある世界」
第1節 デフレ思考からの脱却 第2節 再評価される「金利のある商品」
おわりに