ページの先頭です

みずほ経済・金融マンスリー
(2022年4月21日号)

今月の内外経済・金融市場動向・評価

  • 世界の新規感染者数は減少傾向が継続。日本は地方で感染再拡大する一方、都市部の増加ペースは緩やか。一方、中国上海はロックダウン継続。他省では早期介入で感染封じ込めへ
  • 米国の3月雇用統計は労働市場ひっ迫が継続していることを示す内容に。人手不足による賃金上昇圧力は緩まず。3月のユーロ圏消費者物価指数は、前年比+7.5%と前月から大幅に上昇。ECBは4月の政策理事会で、金融政策を据え置き。資産購入プログラムを7~9月期に終了することが適切との判断を強める姿勢に。中国の1~3月期の実質GDP成長率は、前年同期比+4.8%と、感染拡大による各地での行動制限が重石となり低調な結果に
  • 日本の日銀短観3月調査では、価格転嫁を行う企業が増加していることを確認。3月の国内企業物価指数は、前年比+9.5%と高い伸びが継続。2021年度の伸び率は、+7.3%と比較可能な1981年以降で最大の伸びに。2月の経常収支は、貿易赤字の拡大を所得収支の黒字増加が相殺する形で、小幅ながら黒字を継続
  • 米10年債利回りは、FRB高官の発言などを背景に、金融引き締め積極化観測が高まり、2018年12月以来、2.9%台まで上昇。ドル円相場は、一時2002年5月以来の1ドル=129円台まで円安・ドル高に
ページの先頭へ