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みずほ経済・金融マンスリー
(2022年10月21日号)

今月の内外経済・金融市場動向・評価

  • 世界の新規感染者数は、一部欧州で感染拡大の動き。日本の新規感染者数も増加の兆候
  • 米国の9月ISM景況指数は非製造業が堅調に推移した一方、製造業の景況感が悪化。9月雇用統計では労働市場のひっ迫継続が確認、FRBの引き締め強化姿勢は変わらず。9月コアCPIはインフレ圧力の根強さを確認する結果に
  • ユーロ圏の9月消費者物価は伸び加速、コア物価が押し上げ。コア物価中心にインフレ圧力が残存するなか、物価高が賃金に波及するリスク拭えず、ECBは年末にかけて大幅利上げを継続する公算
  • 中国の9月製造業PMIは3カ月ぶりに節目回復、景気対策の効果や熱波による影響の沈静化が主因。人民元相場は、米FRBによる今年3度目の大幅利上げ以降、一時1ドル=7.2元を超える水準まで元安が進行
  • 日銀短観9月調査では、2022年度の設備投資計画が前回調査から一段と上方修正、過去最高を更新。8月の経常収支は前月並みの赤字が継続、貿易赤字は過去最大幅を更新。8月全国コアCPIは前年比伸び幅がさらに加速
  • 米長期金利は、米国の経済指標で労働需給のひっ迫やインフレの根強さが示されたことから、FRBによる利上げ加速の見方が一段と強まり、2008年6月以来の4.2%台まで上昇。ドル円相場は、米金利上昇による日米金利差拡大から、1990年8月以来の1ドル=150円前半まで円安・ドル高に
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