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みずほ新興国クォータリー
(2022年6月号)

概況~行動制限緩和で内需を中心に回復継続も、インフレ・利上げが下押し

  • 2022年1~3月期は、各国の成長率は総じてプラスを維持。中国は上海などのロックダウンの影響もあり景気下押し。対照的に、感染抑制に伴う行動制限緩和を受け、ASEANでは前期に引き続き持ち直しの動きが続く。ASEAN以外でも行動制限緩和で回復基調の国は多いが、資源高によるインフレの影響が徐々に顕在化
  • 今後の景気は、行動制限緩和により持ち直しを見込むが、インフレ高進や米利上げを背景に、各国は相次いで金融引き締めに舵を切っており、金利上昇とインフレが下押し要因に。中国ゼロコロナ政策による景気減速も懸念材料
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