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みずほ新興国クォータリー
(2023年3月号)

概況~年末に見られた成長鈍化は継続へ。金融環境の悪化が下振れリスク

  • 2022年10~12月期の各国では、総じて内外需が減速して成長率は鈍化
  • 新興国では、インフレ加速と利上げが内需を下押し。外需も減速傾向を示し、前年比でみると成長率は鈍化
  • 中国は、ゼロコロナ再強化と、その解除後の感染爆発が景気を抑制(年明け後は感染が収束し、景気は持ち直す)
  • 2023年の新興国では、引き続き成長率の鈍化を見込む
  • インフレ率は高止まり、既往の利上げと相まって内需下押しが継続。世界経済低迷を受けて輸出の減速も続く
  • 米欧の金融不安に歯止めがかからない場合、新興国でも金融環境が悪化し景気下振れの恐れ
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