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みずほ新興国クォータリー
(2024年6月号)

概況

  • 中国は、輸出回復を支えに2024年は5%近傍の成長維持。輸出の押上げ効果が一巡する2025年は4%台半ばへ減速
    • 価格を抑えた輸出ドライブが足元の成長を主導も、企業収益悪化や米欧の対中関税が逆風となりドライブ効果は減衰
  • アジアの輸出依存国は、電子機器の輸出国が2024年に先行して回復、非電子機器の輸出国は2025年に回復後ずれ
    • 韓・台・星は先端半導体が輸出回復をけん引。越・馬・泰は汎用品向け半導体や非電子機器の回復の遅れが影響
    • 越・馬では、輸出回復の遅れに加えて、インフレ・通貨安対応の金融引き締め長期化も、景気回復を遅らせる要因
  • アジアの内需依存国は、印・尼が投資主導で2024~25年も堅調。インフレ収束で比は2024年後半、豪は2025年半ば以降に回復
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