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設備投資の高い計画は実現するか

─ 懸念される多くの下振れ要因 ─

2022年9月26日

調査部 経済調査チーム

概要

  • 2022年度の設備投資計画に関する各種調査は軒並み高い伸びになった。更新投資の蓄積、設備過剰感の解消、経常利益の回復など、投資再開に向けた環境が整ってきたことが背景にある
  • しかし、部材の供給制約、海外経済の減速、円安による輸入コスト上昇など、多くの下振れ要因が浮上している。企業の設備投資に対する姿勢は、足元でやや慎重化している
  • 以上を踏まえると、2022年度の設備投資は持ち直すものの、現状の計画に比べ大きく下方修正される可能性が高い。中長期的にはグリーン投資への政策支援強化が求められる
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