ページの先頭です

みずほインサイト

全文ダウンロードはこちら(PDF/1,371KB)

リポートに関するアンケートにご協力ください(所要時間:約1分)
(クアルトリクス合同会社のウェブサイトに移動します)

24年はインフレ率の再上昇に警戒

─ 露ウ・中東情勢と異常気象で商品価格は高止まり ─

2023年10月13日

調査部 アジア調査チーム 上席主任エコノミスト 井上 淳
同 経済調査チーム 上席主任エコノミスト 松浦 大将
同 アジア調査チーム 主任エコノミスト 越山 祐資
同 経済調査チーム エコノミスト 川畑 大地
jun.inoue@mizuho-rt.co.jp

概要

  • 原油価格上昇で世界的なインフレ率の低下に歯止め。原油価格は当面高値が持続し、欧州ガス価格も上昇が予想されるため、2024年はエネルギー価格が再びインフレ率の押し上げ要因に
  • 2023年のインフレ率低下に寄与した穀物価格についても、2024年はインフレ率の押し下げ効果が期待できない。アジアではエルニーニョの影響でコメ価格が上振れするリスクにも留意
  • こうしたエネルギーと穀物の価格動向は、コア・インフレ率を重視する欧米の金融政策に影響を与えるほどではないものの、総合インフレ率を重視するアジアの金利政策には影響する恐れ
ページの先頭へ