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低成長ドイツのアップサイドリスク

─ 違憲判決に端を発した財政見直し議論の影響とは ─

2024年2月22日

調査部 経済調査チーム

概要

  • ドイツ憲法裁判所による2021年補正予算への違憲判決を受け、ドイツの厳格な財政ルールが改めて注目を集めている。ドイツの財政運営方針は、国内だけでなく、EUの先行きにも影響を与える
  • 2024年の財政計画修正による影響は、24年GDP▲0.1%の下押しにとどまるが、25年にはさらなる増税や緊縮が必要になり、ドイツの財政運営のあり方に関する議論は続く見込みである
  • ドイツは財政赤字GDP比を2倍以上拡張するポテンシャルがある。公共投資を増加させた場合はGDPを10年後に+10%程度押し上げ、EUの景気拡大・課題解決に資すると期待される
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