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CPI家賃はなぜ上がりにくいのか

─ フロー家賃上昇の波及はごく緩やか ─

2024年3月14日

調査部 経済調査チーム 主席エコノミスト 河田 皓史
hiroshi.kawata@mizuho-rt.co.jp

概要

  • マンション価格が高騰しているほか、マンション賃料も上昇傾向を続けている。それにもかかわらず、CPI家賃は横ばい圏内の動きが続いている
  • CPI家賃が弱い(あるいは動かない)要因としては、①経年劣化に伴う品質調整を行っていないこと、②ストックベースの家賃であることが挙げられる
  • フロー家賃の上昇が続くとすれば、CPI家賃も先行き上昇する可能性が高いが、そのペースは極めて緩慢であり、前年比+1%に達するのは2027年度以降とかなり先になると見込まれる
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