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三重労働市場の時代

─ グローバル流動人材獲得競争と日本企業 ─

2024年6月25日

調査部 経済調査チーム 主席エコノミスト 河田 皓史

概要

  • 日本では長年「二重労働市場」論が唱えられてきたが、海外で働く日本人と日本で働く外国人の増加に伴い、最近は「三重労働市場」化が進展しつつあるように見える
  • 「グローバル流動人材」は、①国をまたぐ労働移動への抵抗が小さい、②スキルに見合う待遇を要求する、③「JTC」への嫌悪感が強い、という点で特徴づけられる
  • 低成長・低賃金・円安が重なって日本で働くことの魅力は低下している。脱「JTC」も含めて、グローバル流動人材に選ばれる国になるための取り組みが必要
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