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みずほ経済・金融ウィークリー
(2022年4月19日号)

先週の内外経済・金融市場動向・評価

  • 世界の新規感染者数は引き続き減少傾向。日本は地方で感染再拡大する一方、都市部の増加ペースは緩やか
  • 米国の3月コアCPIは前月比鈍化も一部品目の下落に起因、インフレ圧力は未だ根強い。同月の実質小売売上高は減少も高水準を維持。フランス大統領選決選投票はルペン候補の猛追で接戦の様相。ただし、足元ではルペン候補の支持率に頭打ちの兆しがみられ、マクロン候補優勢の状況は変わらず。中国の3月輸出は前月比▲7.5%(季節調整値)と、前月の拡大を受けた反動によりマイナス転化
  • 日本の3月国内企業物価指数は前年比+9.5%と、高い伸びが継続。3月後半のサービス消費関連統計は改善したものの、ペースは緩慢
  • 米10年債利回りは、FRB高官による5月50bp利上げの検討は妥当との発言などを受け、2.8%台半ばまで上昇。ドル円相場は、2002年5月以来の1ドル=126円台まで円安・ドル高に

今週の注目点

  • 米国の3月中古住宅販売件数は2カ月連続の減少と予想。住宅ローン金利の上昇や在庫薄による住宅価格の高止まりが重石に
  • 日本の3月貿易統計では、資源高による輸入上振れにより大幅な貿易赤字が続く見込み。3月の全国コア消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は7カ月連続の前年比プラスを予想
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