みずほ経済・金融ウィークリー
(2023年1月31日号)
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みずほ経済・金融ウィークリー(2023年1月31日号)(PDF/915KB)
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先週の内外経済・金融市場動向・評価
- 米国の10-12月期実質GDPは底堅い数字。もっとも国内最終需要は減速しており、金融引き締めの影響が次第に顕在化。ユーロ圏の1月の総合PMIおよび消費者信頼感は、いずれも改善。中国は、当局が東南アジア諸国等の一部国を対象に、2/6より海外団体旅行の再開を発表。但し日韓は対象に含まれず
- 日本の1月都区部コアCPIは前年比+4.3%(12月同+3.9%)と上昇ペースが加速。1981年5月(同+4.3%)以来の高い伸び率を記録。サービスや被服など幅広い商品に値上げの動き
- ダウ平均は、WSJの報道で利上げペースの減速期待が台頭したことに加え、良好な米GDPの結果や、大手EV企業の強気な業績見通しが好感され、上昇。日経平均は、米株に連動する形で上昇し、27,000円台を回復
今週の注目点
- 米国の1月雇用統計では引き続き3%台の失業率が見込まれるが、労働需給ひっ迫が緩むサインが見られるかがポイント