-
前職のBtoB領域のマーケティングリサーチ会社では、事業推進や新規事業開発、研究開発に資するリサーチを担当し、多様なプロジェクトへの参画や海外調査・現地ヒアリングなどを頻繁に実施していました。そんな中、依頼を受けるテーマも気候変動対応など環境関連の案件が多くなり、これからの環境対応はコストではなく、企業の経営・存続に直結し、事業成長へとつながる領域だとの考えを持つようになりました。そして、そこに日本企業が世界へと躍動するチャンスになり得る大きな可能性を感じたのです。もともと環境分野に強い関心があったので、環境分野を自らの専門領域に定め、リサーチのみならず環境課題の解決につながり、企業成長を直接サポートしていく仕事がしたいと思い転職を考えるようになりました。環境分野での官公庁案件の実績を豊富に有し、企業支援においてもリーディングポジションをとっていること、また、環境部門が発表している多数のレポートが魅力的な内容だったことが決め手となり、当社に入社しました。
-
主に大企業に対して環境関連のコンサルティングを担い、中長期目標やビジョン策定、脱炭素目標設定支援などを行っています。従来、環境対応と言うとCSR活動の一環として語られることが多かったのですが、世界的なESG投資の潮流や日本における2050年カーボンニュートラル宣言に象徴されるように、当分野のポジショニングは大きく変わりつつあります。環境や社会課題への対応は事業成長や価値創造につながるものであり、自社のありたい姿やパーパスを再認識したうえで、環境側面から事業の在り方について考える企業が増加しています。そのような社会の動向の中、事業変革に取り組むクライアントを支援していくのが私たちのミッション。政策動向や技術開発状況、各種イニシアチブの動向など外部動向の分析やクライアントとのディスカッションを行い、クライアントの事業成長や価値創造力の向上に資する提案を行っています。
-
世界的に注目を集める環境領域において、国内のリーディングカンパニーであることが一番の魅力だと思っています。100名を超える環境エネルギーの専門家が集う規模感、長年にわたって当分野で第一線を担ってきた先輩の存在、最新知見がリアルタイムで集まってくる社内体制など、当分野で挑戦し、専門性を磨いていくのに非常に魅力的な環境がここにはあると感じています。加えて、外部団体との連携や研究会への参加機会も多く、当分野の専門家と業界横断的な関係性をつくっていけるのも当社ならではの魅力だと感じています。また、環境ビジネス戦略チーム内には、それぞれの専門性を組み合わせてお客さまを支えていこうとするメンバーが多く、チームワークでの課題解決に挑んでいきやすい風土があると思います。
-
脱炭素実現へ向けた変革の機会を捉えて行動し、なおかつたしかな情報開示につなげられれば、これからの日本企業はすでに保有する強みを基盤にさらなる発展を目指せると考えています。環境を含めたESG対応の重要性がいっそう高まるこれからの時代、環境社会課題への対応と経済価値の拡大は両立を目指せるものです。環境と経営のプロフェッショナルとして、持続可能な発展を目指す企業を支えられるよう専門性を磨き続けていきたいと思います。