![[前職] 財務省[現在] 当社 (経済調査)S.S. (2017年キャリア入社)調査部 経済調査チーム](../../img/interview/10_text_img02.png)
![[前職] 財務省[現在] 当社 (経済調査)S.S. (2017年キャリア入社)調査部 経済調査チーム](../../img/interview/sp_10_img_text.png)
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私のキャリアは自社製品開発やシステム開発の受託業務を行うSIerでのシステム開発から始まりました。その後、海外留学を行ったことをきっかけに、現地で働く人々の姿やグローバルレベルでビジネスを担うスケール感に憧れ、将来的には海外と接点のあるビジネスを担っていきたいと意識が変わりました。新たなフィールドの候補の一つとなったのが当社です。というのも、<みずほ>として世界各国に展開しているビジネスが魅力に思えたのです。また、金融システム開発であれば前職での経験を活かせると考えました。入社後は、これまで担ってきたシステムと金融系のシステムとの違いに試行錯誤を重ねながらも、システム開発に携わり経験を積んできました。海外システムに関わった後、自ら手を挙げ、1年間みずほ銀行ロンドン支店へ出向。自分たちでつくっているシステムがどのように海外現地で運用されているかを身をもって経験できました。帰国後も、<みずほ>がグローバルで活用するシステム開発に携わり、幸いにも転職当初に思い描いていた海外と接点を持って働くキャリアを歩めています。
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次世代金融グループを目指す<みずほ>のシステム運営において、私が携わっているのが重要プロジェクトである海外業務基盤の整備、通称SEIBIプロジェクトです。世界各国に存在する業務システムは多岐にわたる中、国ごとに現地化されたシステムが存在し、その運用が異なったり、システム自体が老朽化していたりと、見直しの必要性が生じています。同プロジェクトにおいて私は、海外拠点の勘定系システムの老朽化に伴う更改を主に担当しています。たとえば先日関わった案件ではニューヨーク拠点のシステムリリースを行いました。これは24時間体制で東京拠点とニューヨーク拠点を接続し、リモートで作業状況やインシデント発生状況を確認しながら更改を完遂したプロジェクトです。今後はこれにとどまらず、シンガポールやロンドンなどグローバルレベルでシステムリリースを行っていく予定を組んでいます。このように国内・海外のみずほグループのIT部門と連携しながら、世界レベルで活用されているシステムの運用を行っています。
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当社の一番の魅力は世界レベルで運用される大規模システムに最上流工程で携われることだと思っています。一般的に銀行システムのような大規模システムの開発では、システムの全体像があいまいなままサブシステムで決められた仕様の開発をすることが珍しくありません。実際、私自身も前職のときに一体何をつくっているのかわからずに手を動かしているときがありました。当社では、みずほフィナンシャルグループやみずほ銀行と戦略や方針を共有できるので、システムの全体像を描きながらプロジェクトを進めていけます。そのような環境のもとで、これまで私は海外で活用される個別システムの予算獲得や開発体制整備、要件定義、案件管理を行うなど多様な案件を経験してきました。世界各国の多くの拠点で活用され、世の中に大きな利便性をもたらすシステムはどうあるべきかを俯瞰的な視野で考え、各拠点と調整しながら進行していくプロジェクトが存在するのは他にはない魅力だと思います。
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海外と関わっていきたいとの思いはこれからも変わりません。入社してすぐに、海外システムの担当として海外出張の機会をもらい、その後トレーニーとして1年間の海外駐在も経験させてもらったので、このバックグラウンドをもとに次のステージへと進んでいければと思っています。現在は勘定系のシステムをメインに特定システムの担当者として更改を進めてきましたが、今後は海外で使用されるシステム全般、IT戦略を構想していきたいと考えています。そして、グローバル、金融、システムの見地から、これからの<みずほ>に貢献していきたいです。