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みずほグローバルアグリイノベーション 概要

日本の農林水産業のグローバル展開を支援します。

背景

我が国の農林水産業は、小規模兼業農家が多く、高齢化や後継者不足の深刻化など多くの課題を抱えています。これらの課題解決のため2015年6月に公表された「『日本再興戦略』改訂2015」では、農林水産業における「攻めの経営」の確立が掲げられており、農地集積・集約化に向けた取り組みの加速や、農林水産物・食品の輸出促進が求められています。

当社は長年培った農林水産業の施策立案、アグリビジネスに関連するコンサルティングの経験を踏まえ、少量高品質の日本の農林水産物の輸出促進には限界があり、特に日本ブランドの農林水産物の輸出産業化のためには、世界に安定した量、品質の供給を可能とする体制作りが必須であると考えています。一方、アフリカに関する調査研究の経験から、東アフリカ地域は広大な耕作可能地をはじめ、安定した気候や豊富な労働力など農業生産における高いポテンシャルを有しているにも関わらず、付加価値の高い農産物を生み出せていない実態を把握しています。

これらの状況を踏まえ、日本の農業技術を活用した日本ブランドの農産物を東アフリカにおいて生産することは、日本、東アフリカ双方にとってメリットがあり、当社としても日本企業の進出を促すプラットフォームを構築することが重要施策と考え、東アフリカを皮切りとした海外進出支援事業を実施する「みずほグローバルアグリイノベーション」を立ち上げました。

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サービス概要

日本ブランドの農産物の栽培や農業機械などの技術移転に関する研究・実証試験を支援します。

  • 海外における農業生産、品種改良、農業機械等資材開発・製品化、流通体制構築など、実験・実証、事業のインキュベーションの支援を実施いたします。

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  • また、当該国における輸入可能商材の探索、製品の共同開発など、お客さまのパートナーとして、ビジネス成功につながるサービスを展開して参ります。

国旗 ルワンダ共和国

ルワンダ共和国では、現地実験圃場(農地)、育種用培養設備、国内コールドチェーン(低温流通体系)、欧州市場への輸送ルートを確立しております。お客さまは本プラットフォームを活用し、アグリビジネスに関連する実証試験や本格的な生産を実施することが可能です。また、輸出を行う場合には、キガリ国際空港からオランダへの直行便がございます。

地図


写真01
実験圃場


写真02
育種培養設備


  • *「みずほグローバルアグリイノベーション」は、株式会社みずほフィナンシャルグループの登録商標です。

サステナビリティコンサルティング第2部03-5281-5639

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