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経済産業省委託事業

令和3年度「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(RFIDに関するオペレーション・データの標準化)」におけるコンサルティング事業者の募集

みずほリサーチ&テクノロジーズでは、RFID技術の導入に向けて、個品への組込方法のルール化を行うとともに、物流資材にRFIDが組み込まれていることを前提とした物流工程における検品や管理単位等のオペレーションのルール化、およびRFIDへ書き込むデータ項目のルール化を行う目的とした「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(RFIDに関するオペレーション・データの標準化)」を経済産業省から受託しました。

当該事業において、検討会の組成・運営および実証実験の企画・実施の支援など、本事業の円滑な実施を支援するコンサルティング事業者を募集します。

事業の目的・概要

(1)事業の目的

流通・物流業においては、少子高齢化・人口減少による深刻な人手不足やそれに伴う人件費の高騰のため、運営コストが高くなっている状況にあります。また、古い商習慣をベースとしたルールが残っていることやサプライチェーン上の在庫情報等の可視化ができていないことを背景として、返品や食品ロスの発生といった問題も生じています。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大により、ECの需要も拡大するなか、IoT技術やデータを活用し、店舗運営やサプライチェーンの効率化による生産性の向上を実現するとともに、新たな付加価値を創出することが、社会的な役割の大きい流通・物流業の持続可能な成?にとって重要となってきています。

そこで本事業では、上記のような課題を解決するための有力な手段となり得るRFID技術の導入に向けて、実証実験や有識者等で構成される検討会を通じて、物流資材にRFIDが組み込まれていることを前提とした物流工程における検品や管理単位等のオペレーションのルール化、およびRFIDへ書き込むデータ項目のルール化を行います

(2)事業の概要

日本チェーンドラッグストア協会による「スマートストア実現に向けた電子タグ(RFID)実装へのアプローチ」(以下「アプローチ」)を踏まえ、物流資材にRFIDを組み込んで運用する際のオペレーション・データ項目のルール化を行います。

具体的には、メーカー・卸・小売の主要プレイヤーや有識者で構成される検討会を組成し、アプローチで実装に向けた準備・検証を進めることとしている「(1)電子タグ(RFID)付き物流資材(パレット、カゴ台車、オリコン等)を活用した検品効率化、誤配送防止によるコスト削減」に沿い、物流資材単位でのRFIDの組込位置、組み込む情報等を検討し、物流現場における入出荷検品、在庫管理、棚卸などのオペレーションについて、実際の物流現場での実証実験を通じてルール化します。

また、アプローチで(1)と共に実装に向けた準備・検証を進めることとしている「(2)高級化粧品や香水など高額商品への電子タグ(RFID)実装による売上拡大」に沿い、個品の製造過程において個品本体や化粧箱等にRFIDを組み込んで、小売店舗で個品が正常に販売され店舗外に持ち出されることを確認する際のRFIDの有用性を実証します。これは、小売店舗における防犯専用タグのソースタギングによる置換を想定したものとなります。

具体的には、上記の検討会において、個品や化粧箱等へのRFIDの組込位置、組み込む情報等を検討し、小売店舗における個品の販売、持出におけるRFIDでの状況確認について、実際の小売現場での実証実験を通じて確認します。

本募集は、上記の実施において、検討会の組成・運営および実証実験の企画・実施の支援など、本事業の円滑な実施を支援するものとなります。

募集情報

(1)募集要領

本募集は見積競争方式で実施します。
応募にあたっては、「見積競争説明書」を必ずご確認ください。

(2)応募方法・提出期限

以下の提出書類を電子メールにて送付してください。

  • 納入実績調書
  • 参考見積書

<応募書類提出先>
ssc.metirfid@mizuho-ir.co.jp

<提出期限>
2021年8月20日 金曜日 12時

※応募の詳細については、「見積競争説明書」をご確認ください。

(3)応募に関する質問について

事業の内容、提出書類の作成方法などについて、電子メールにて質問を受け付けます。

質問期限:2021年8月18日 水曜日 12時

デジタルコンサルティング部03-5281-5430

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