Green x Digitalコンソーシアム
デジタル技術を活用したサプライチェーンCO2排出量見える化の実現に向けた実証実験への参加について
2022年12月12日
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉原 昌利)は、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が事務局を務めるGreen x Digitalコンソーシアムにおいて、サプライチェーンCO2排出量見える化に向けた企業間CO2データ交換の実証実験に、プロジェクトマネージャとして参加します。
みずほリサーチ&テクノロジーズは、本コンソーシアムの「見える化WG」の副主査、および「ルール化検討SWG」のリーダーとして、CO2データの算定・共有方法を提示する「CO2可視化フレームワーク」*1の策定に取り組んできました。また、「データフォーマット・連携検討SWG」とも協力し、共通データフォーマットと連携仕様を提示する「データ連携のための技術仕様」*2の策定を進めてきました。
今回の実証実験では、策定された「CO2可視化フレームワーク」と「データ連携のための技術仕様」に基づき、多様な業界の企業が共通的な方法で算定した排出量データを、異なるソリューション間でデータ連携し、サプライチェーンCO2 排出量を正確かつ効率的に把握できることを確認します。データ連携の技術的な検証を行う「フェーズ1」を2023年1月末までに、ユーザー企業を交えてCO2算定も含めた実務的な検証を行う「フェーズ2」を2023年6月末までに完了する予定となっています。当社は、このフェーズ2において、富士通株式会社とともにプロジェクトマネージャを務めます。
みずほリサーチ&テクノロジーズは、本コンソーシアムでの活動を通じて、企業間CO2データ連携のユースケースの創出に取り組み、サプライチェーンCO2排出量見える化の仕組みの社会実装に貢献してまいります。
- *1CO2可視化フレームワーク:
デジタル技術を活用してサプライチェーン上で交換されるCO2データについて、算定方法やデータ品質開示方法等を提示する文書。国際的な枠組みであるWBCSD PACTによるPathfinder Frameworkのアプローチを踏まえ、コンソーシアム参加企業のニーズや国内制度等を踏まえて策定。現在、一般公開に向け準備中。内容の一部を経済産業省「第2回サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会」資料4-3(PDF/2,600KB)として公開 - *2データ連携のための技術仕様:
デジタル技術を活用してサプライチェーン上 で交換されるCO2データについて、異なるソリューション間でデータ連携するための共通データフォーマットと連携仕様を提示する技術文書。国際的な枠組みであるWBCSD PACTによるPathfinder Networkのアプローチを踏まえ、「CO2可視化フレームワーク」に対応する独自の要素を取り込む。現在、一般公開に向け準備中。
実証実験の概要
左右スクロールで表全体を閲覧できます
フェーズ1 | CO2見える化ソリューションおよびデータ連携ソリューションの相互接続テスト |
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期間 | ~2023年1月31日 |
実施内容 |
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左右スクロールで表全体を閲覧できます
フェーズ2 | CO2データの取得、算定、活用、正確性検討等を含めたテスト |
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期間 | ~2023年6月30日 |
実施内容 |
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お問い合わせ
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
サステナビリティコンサルティング第2部
柴田 昌彦、野上 大輔
電話:03-5281-5285
広報室 佐藤
電話:03-5281-7548
E-mail:info@mizuho-rt.co.jp