みずほ情報総研では、環境省より「平成30年度環境配慮型CCS実証事業」を受託し、実施しております。この度、その一環として、二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)に対する幅広い理解および専門家との意見交換を目的として「低炭素社会の構築に向けた二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)国際シンポジウム」を開催いたします。
開催趣旨
気候変動による影響が世界各地で顕在化する中、昨年10月に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の1.5度特別報告書の要約において、「地球温暖化は現在の度合いで続けば、2030年から2052年の間に1.5℃に達する可能性が高い(確信度が高い)」と示されました。また、同年12月に実施された国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)においては、パリ協定に則り全ての国に共通に適用される実施指針がまとめられるなど、世界全体において、地球温暖化対策の重要性が一層高まっている状況にあります。
一方、脱炭素社会の実現に向けては、従来の取り組みの延長のみならず、革新的かつ新たなイノベーションが必要です。また、こうしたイノベーションは、今や成長の源にもなり得るものとされています。
このような背景の下、環境省では、CO2排出源から大気中へのCO2の放出を大幅に削減できる技術としてCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)技術の実証事業等に取り組んでいます。
我が国におけるこうしたCCUSの取り組みの一層の推進および国際的な機運の醸成に向け、今般、「低炭素社会の構築に向けた二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)国際シンポジウム」を開催することとなりました。本シンポジウムでは、我が国の関係者に加え、米国・英国の政策当局者や国内外の電力・エネルギー資源企業の方々から、CCUSに係る取り組みをご紹介いただきます。
開催概要
左右スクロールで表全体を閲覧できます
日時 |
2019年2月21日木曜日 10時~18時(受付開始 9時30分) |
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会場 |
神田明神ホール |
定員 |
200名 |
参加費 |
無料(レセプションは有料です) |
主催 |
環境省 |
事務局 |
みずほ情報総研 |
その他 |
日英同時通訳あり |
プログラム(予定)
総合司会:赤井 誠 氏(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)客員教授)
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10時00分~10時05分 |
開会 |
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10時05分~10時35分 |
地球温暖化対策としての環境省のCCUSの取組(仮題)
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10時35分~11時15分 |
米国のCCUS政策及び研究開発の動向
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11時15分~11時55分 |
英国のCCUS政策の最新動向
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11時55分~13時15分 |
昼食 |
13時15分~13時55分 |
クエストプロジェクトからの教訓及びシェル社におけるCO2削減及びCCUSへの取り組み
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13時55分~14時35分 |
大崎クールジェンにおけるCO2分離・回収型酸素吹IGCC実証プロジェクトの進捗状況
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14時35分~14時50分 |
休憩 |
14時50分~15時30分 |
二酸化炭素の分離回収及び有効利用に関する取組
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15時30分~16時10分 |
ESG投資及び石炭ダイベストメントについて
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16時10分~16時15分 |
休憩 |
16時15分~17時55分 |
パネルディスカッション
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17時55分~18時00分 |
閉会 |
- * 閉会後、レセプションがございます(実費相当額を頂戴いたします)。
参加申込方法
参加を希望される方は、以下のホームページからお申し込みください。
受付は終了いたしました。
- * 先着順での受付とさせていただきます。お申し込みが定員(200名)を超えた場合は、ご参加いただけない場合がありますので予めご了承ください。
- * お電話でのお申し込みはお受けできませんのでご了承ください。
お問い合わせ
低炭素社会の構築に向けたCCUS国際シンポジウム事務局
みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第2部
担当:古林、野原