長年科学技術政策を推進している神奈川県は、近年、最先端技術の追求と未病改善の融合アプローチで、健康寿命の延伸と新産業創出を目指す「ヘルスケア・ニューフロンティア」に取り組んでいます。
地域のオープンイノベーション拠点を活用し、大学・企業との多様な連携を進め、海外のライフサイエンスの先進地域・機関との連携協力を通じて、グローバルな事業展開の支援なども行っています。
「平成」という時代が移ろいつつある中、世界に通用するプロジェクトの神奈川からの創出に向けて、地域に立脚した「国際競争を勝ち抜く本物のイノベーションとは何か」。このことについて、神奈川県と「志」を共有するイノベーター達によるシンポジウムを開催します。皆様、ぜひ、ご参加ください。
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本セミナーは神奈川県から委託を受け、みずほ情報総研株式会社が運営支援等を行います。
ご案内(PDF/938KB)
開催概要
左右スクロールで表全体を閲覧できます
題目 |
ヘルスケア・ニューフロンティア国際展開シンポジウム |
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日時 |
2019年1月25日金曜日 13時00分~17時20分(開場:12時30分) |
会場 |
TKPガーデンシティ横浜6F ホール6B |
対象 |
ヘルスケア分野におけるイノベーション創出、異分野融合、国際展開等に関心のある企業・団体・研究者の方 |
定員 |
100名程度(申込み先着順) |
参加費 |
無料 |
主催 |
神奈川県(運営支援:みずほ情報総研) |
プログラム(予定)
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時間 | 講演内容・講演者(敬称略) |
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13時00分~ 13時05分 |
開会挨拶 |
13時05分~ 13時30分 |
神奈川から世界へ、未病を基軸にした社会改革を求めて |
13時30分~ 14時00分 |
日本独自の骨太基礎研究で異分野融合イノベーションにより国際競争を勝ち抜け |
14時00分~ 14時30分 |
世界のホットスポットへの仲間入りを目指す湘南ヘルスイノベーションパークの戦略 |
14時30分~ 15時00分 |
東工大産学連携組織・生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)が切り拓く大学の可能性と次世代ゲノム合成の取組 |
15時00分~ 15時15分 |
休憩 |
15時15分~ 16時05分 |
基調講演:自律・分散・協調の慶應型オープンイノベーションと脊髄再生治療の異分野融合プロジェクト |
16時05分~ 16時15分 |
連携1:世界を牽引した理研独自開発のCAGE法で再生・細胞医療の品質評価 |
16時15分~ 16時25分 |
連携2:人の機能を再生するロボットスーツHALを医療から未病改善へ展開 |
16時25分~ 16時35分 |
連携3:最先端技術と連携するデータサイエンス(ピープル+コホート) |
16時35分~ 17時15分 |
パネルディスカッション: |
17時15分~ 17時20分 |
閉会挨拶 |
講演者紹介(講演順・敬称略)
【湘南ヘルスイノベーションパーク ジェネラルマネジャー 藤本 利夫】
世界の医療現場で肺疾患等の手術を担当する中で、より多くの患者を救いたいという想いから、日本のイノベーション再興に取り組むことを決心。武田薬品湘南研究所の研究インフラを最大限に活用して、インキュベート施設からさらには地域のサイエンスパークへとの転換を先導し、湘南を世界のホットスポットにすることを誓う。
【国立大学法人東京工業大学生命理工学院 准教授 相澤 康則】
東京工業大学で、各研究室の分野や組織の枠を乗り越え、プロジェクトベースでの横断組織「産学連携組織・生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)」の中心的活動を推進。国際ゲノム合成コンソーシアムの一員として、日本の次世代イノベーションに希望をもたらす骨太基礎研究開発(ゲノム合成)にもチャレンジする先鋭の研究者。
【慶應義塾大学 医学部 整形外科学教室 教授 中村 雅也】
全ての活動は「患者」のために。そんな熱い「想い」で、脊髄治療の再生・細胞医療の開発や最先端の医療機器社会実装等を推進するともに、整形外科医として、日々患者の前で奮闘する時間を過ごす。慶応義塾医学部の学部長補佐(産学連携担当)も務め、信濃町・殿町・湘南ヘルスイノベーションパークに活動拠点をおく社会実装研究者。
【国立研究開発法人理化学研究所 予防医療・診断技術開発プログラム 副プログラムディレクター 河合 純】
20年前から神奈川県横浜市鶴見の理化学研究所で、林崎良英氏とともに、理研独自のゲノム解析(CAGE解析)を武器に世界のゲノム研究にも参画。神奈川県との連携も15年を超え複数の共同研究プロジェクトを推進。その一つで、国衛研の佐藤部長(再生細胞医療)等との共同研究で、日本独自の再生・細胞医療の品質評価基盤を構築中。
【地方独立行政法人神奈川県産業技術総合研究所 科学技術コーディネータ 久野 孝稔】
茨城県職員や科学技術振興機構を経験後、CYBERDYNE(株)に転職。ロボットスーツHALの社会実装活動を担い、今年4月に、日本発のイノベーション実現の夢を追いかけ、湘南ヘルスイノベーションパークに従事。現在は、神奈川県立産業技術総合研究所の科学技術コーディネータも務め、ベンチャー支援から公的プロジェクトを推進する異色のコーディネータ。
【Tonomachiリサーチコンプレックス推進プログラムオーガナイザー 慶應義塾大学特任教授 吉元 良太】
長年、味の素株式会社で研究開発業務や新製品・新事業開発に従事し、日本における大企業発のオープンイノベーションに精通。現在は、殿町リサーチコンプレックス事業のオーガナイザーを務め、異分野融合研究の総合調整から産学公連携機能構築を担当し、最先端技術開発とデータサイエンス・フィールドのマッチング等も進める冷静沈着な仕事師。
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