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当社では気候変動を踏まえた浸水リスク評価に関するソリューションを提供しております。
概要
気候変動は世界的にも重要な課題の一つですが、2つの観点での対策が現在求められています。1つは、特に温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を減らす「緩和」、もう1つは気候変動による影響を小さくする「適応」です。近年、日本全国各地で水害が激甚化・頻発しており、今後もその傾向が継続・進展することが懸念されています。
このような中、2023年に国土交通省から「TCFD提言における物理的リスク評価の手引き」*が発刊されました。これは、主に企業における財務情報開示の担当者向けに、気候変動から生じる物理的リスクとして、水害のうち特に洪水による浸水リスク評価に関する具体的な手順や評価の考え方を示したものです。これにより、企業が将来のリスクの評価を行うとともに、リスクの開示やリスクへの対策を行うことが期待されます。
国土交通省の「TCFD提言における物理的リスク評価の手引き」による洪水リスク評価のフローは以下の通りです。
- 現在の洪水リスクの把握
- 気候変動の影響による将来リスクの評価
- リスクの開示
当社では、これまでの都市型水害シミュレーション等の実績を踏まえて、気候変動を踏まえた浸水リスク評価に関するソリューションを提供しております。
- *TCFD提言における物理的リスク評価の手引き―気候変動を踏まえた洪水による浸水リスク評価―, 国土交通省, 2023年3月
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