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地理空間データの処理・可視化技術のコンサルティング・技術開発 開発事例

地理空間データ*の変換等の処理の自動化、可視化等を必要とされているお客さまに、技術コンサルティング・技術評価・ソフトウェア開発等の支援を行います。

  • *地理空間データ: 点群やラスターデータ等、地理空間上の特定の地点や区域に紐付けられた情報

【事例1】気候変動及びその影響予測値の WebGISでの可視化

さまざまな研究機関が提示している気候変動の予測情報を Web上で可視化するシステム「気候変動の将来予測 WebGIS」を国立研究開発法人国立環境研究所の委託を受けて開発しました。気候変動の予測情報のフォーマットは多種存在し、そのままでは統一的に扱うことが困難ですが、整理・フォーマット変換を行いつつ、可視化プログラムの開発を行うことで、一つのプラットフォーム上での表現が可能になりました。

WebGISを用いて、社会経済・排出シナリオ (SSP-RCPシナリオ)、表示対象データ、数値データのカラーマップ設定などをWeb上で利用者が任意に変更できるようにすることで、将来的な気候変動への対応検討に資する情報提示を行うことができました。

図1

気候変動の将来予測WebGIS 表示例(21世紀末の平均気温予測 左:SSP126、右:SSP370)
画像提供:国立研究開発法人国立環境研究所

図2

気候変動の将来予測WebGIS 表示例(2090年の日平均気温予測 SSP585)
画像提供:国立研究開発法人国立環境研究所

図3

気候変動の将来予測WebGIS 表示例 日平均気温の変化予測グラフ
画像提供:国立研究開発法人国立環境研究所

国立環境研究所 気候変動適応センター A-PLAT WebGIS

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キーワード WebGIS,気候変動,ラスターデータ,タイル化