シールドトンネル研究会
当社では、1985年より早稲田大学村上名誉教授、小泉名誉教授のご指導を受け、シールドトンネルの横断方向および縦断方向の計算プログラム「Moleman-i」の開発・販売を、また1993年よりプログラムをより有益的にご利用いただくために「Molemanシリーズユーザ会」を開催してまいりました。
シールドトンネルは都市部のトンネルとして、安全性や経済性に優れていることなどにより、大都市のライフラインを形成する重要な施設です。近年、シールドトンネルは大深度化および大断面化、トンネルの用途や施工上検討に基づく形状の複雑化などシールドトンネルの設計や解析に際して、より合理的なモデル化が要求されてきております。
このような背景を踏まえ、プログラムの使用方法に限定した「Molemanシリーズユーザ会」を発展改組し、シールドトンネルの設計・施工・維持管理などの最新情報および意見交換を行う、早稲田大学小泉先生を技術顧問として、1995年より『シールドトンネル研究会』を発足いたしました。
本研究会は、シールドトンネルに携わる研究者、技術者を対象に、シールドトンネルに関する最新情報の提供、地下空間の有効利用に関する技術的課題をみなさまとともに考え、議論することを目的としています。
2024度までに、56回の技術討論会(現場見学4回を含む)を開催し、活発な意見交換が行われています。
会員:ゼネコン・建設コンサルタント・メーカー・大学 35社(2024年度)