ABC手法による高コスト要因の分析
ABC手法を用い、業務別の活動原価を調査して高コスト要因を分析します。簡易な手法を使うことで職員の作業負担を抑えることができます。

間接業務におけるBPRのポイント(例)
間接業務のBPRに取り組むための「基本方針」を策定するにあたって、次のようなBPRポイントおよび実施例が想定されます。
BPRポイントと実施例
BPRポイント | 実施例 |
---|---|
統合・廃止 |
現金取扱いの廃止/様式ダウンロードによる配布の廃止/ |
確実化・厳密化 |
月末集計時のデータ修正廃止/記入項目網羅性チェック/ |
簡素化・削減 |
決定関与者の縮小/DB自動照合による目視チェックの縮小/ |
集約・集中 |
掲示板への情報掲載による一斉通知/物品管理の一元化/ |
分散化・自己責任化 |
発生源入力/超過勤務・旅費申請の日次処理/ |
連携・同時処理 |
データ連携によるパンチ業務の廃止/ |
効率化・自動化 |
集配の廃止(電子データの自動進達)/各種書類の自動生成/ |
汎用化・標準化・ パターン化 |
汎用入力画面の利用/職員認証基盤の利用/ |
BPR前後のコスト削減効果の比較分析
業務別の活動原価の分析結果を受けて、BPR実施モデルを適用した後のコスト削減効果を算出することができます。
BPR前後のコスト比較(例)

BPR実施モデルを適用した新業務フローの定義
類型化したパターンごとにBPR実施モデルを作成し、それを個別の旧業務フローに適用し、新しい業務フローを設計します。
