稟議の電子化を検討したけれども、諦めた経験はありませんか?
紙運用の場合、あたり前のようにできた回覧先経路、閲覧権限制御などが、いざ電子化をしようとすると いくつもの壁にあたり、運用変更を迫られ、結果、導入を断念する場合があります。
本ソリューションでは、回覧開始後の回覧先を追加・変更、決裁後の他部回覧、閲覧制御など、紙運用の自由度を踏襲し、複雑な運用にも対応する機能を搭載しています。
紙運用から移行する際の課題を高度な機能で解決し、システム都合による運用変更のない稟議業務効率化を支援します。
紙運用で発生するケースを想定した柔軟な回覧経路設定
本ソリューションでは、部署、個人を指定して「直並列混在の回覧経路」を設定でき、並行協議などにも対応できています。
「回覧中の回覧経路変更」ができるため、回覧中に回覧先を追加した場合にも柔軟に対応ができます。
また、回覧先部署の回覧経路が把握できない場合は、一旦、回覧先部署の受付窓口担当者へ回覧をし、そこから回覧先部署内の回覧経路を設定することができます。

現行利用している稟議様式をそのまま利用可能
Excel®や Word®等の既存様式で作成した稟議書を、そのまま稟議本文として添付することができます。申請様式毎に入力画面を作成する必要がなく、最低限の項目を入力して、あとは添付するだけです。
システム化にあたっての「対応できない」シーンを減らし、利用者の抵抗感を抑えます。
承認時は、添付したファイルのインライン表示により、画面上の内容をパッと見で確認できます。

文書毎に設定できるきめ細かい閲覧権限
回覧部署や、チームでのある程度のカテゴリで閲覧権限を制御することはもちろんのこと、一定以上の役席者、特定個人などの設定が「申請文書毎」に行えます。
きめ細やかな設定で、限りなく現状運用と同等な情報のセキュリティを確保します。

機能一覧
標準機能
回覧ルート管理
- 部、人単位での経路設定
- 部、承認者の検索
- 並行回付設定
- 部内の承認ルートを保存
- 決裁権限者の設定
- 権限移譲の設定
- 代行者の設定
- 回付中の承認経路の変更
承認
- 承認者への承認依頼/申請者への決裁、否認メール送信
- 一括承認
- 連続承認
- 必要承認件数の表示
- 必要承認件数の表示
- 至急文書の表示
- 到着予定文書の表示
- 複数の差戻し先の選択
- コメント入力
- 添付ファイルや項目の追加、変更
- 代理承認
- 添付本文のインライン表示(※オプション機能)
- 閲覧権設定の変更
申請画面
- 電子ファイル添付型のワークフロー(本文、別紙、参考資料)
- 申請時の入力チェック
- 過去の起案内容のコピー申請(再利用)
- 過去の起案内容のリンク貼り付け、参照が可能(関連文書リンク)
- 申請文書ごとの閲覧権設定
- 申請後の取戻
- 代理申請
- 承認依頼通知メールの発行
- 共同起案申請
一覧画面
- 文書の起案・申請者、承認者、ステータスに応じた複数の一覧画面
- 一覧情報のCSV出力
- 文書情報のサマリー表示
- 多様な検索方法
- 固定値からの選択(ドロップダウンリスト)
- 部分一致検索
- 日付の大小検索
- 申請情報、経路印刷
- 申請情報、本文など1ファイル統合した効率印刷(※オプション機能)
ユーザ管理
- 画面からのユーザ登録
- 主務、兼務登録
- 異動処理
- パスワード初期化設定
- Active Directory®連携
システムメンテナンス支援
- 帳票名登録
- お知らせ設定
- ログインユーザ数把握
- *Excel®、Word®、Active Directory®は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- *その他記載の製品、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
- *本内容は2016年3月現在のものです。内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
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