2012年9月27日

みずほ情報総研株式会社

みずほ情報総研株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：井上 直美）は、2012年10月より、生物・医療分野および製造分野向けに、「高度画像処理・解析ソリューション」の提供を開始いたします。本ソリューションでは、お客さまの目的や画像の特徴に合わせたアルゴリズムを開発し、専用のソフトウェアに実装してお客さまの課題解決を支援します。

生物・医療分野では、顕微鏡、内視鏡、CT、磁気共鳴診断装置など、さまざまな撮像機器から得られる画像やデジタル処理化された画像を利用して、研究や診断が行われています。製造分野においても、材料開発における評価・分析に電子顕微鏡画像が利用されたり、製品の製造・検査工程において画像認識技術が活用されるなど、画像処理が重要な技術として位置付けられています。しかしながら、撮像機器やセンサーの発展・普及によって画像の有効活用が可能となった一方で、市販あるいは機器に付属する汎用的なソフトウェアや解析ツールでは、多種多様な画像を一定以上の水準で処理・解析することは難しく、専門家の経験や人手に頼らなければ満足な成果が得られないケースも多くみられます。

このような背景から、みずほ情報総研では、画像処理・解析のエキスパートが課題解決に向けた方策の検討・提案を行い、アルゴリズムの開発・実装を通して、より高度な画像解析を行う「高度画像処理・解析ソリューション」の提供を開始することといたしました。具体的には、対象物の検出、特定、カウントや、不良・欠陥・異常の検出、画像の鮮明化、合成・消去・補正、3次元再構成などの機能を備えたソフトウェアを開発し、お客さまの課題解決を支援します。また、画像処理・解析機能の高速化やスマートフォンなどへのソフトウェアの実装についても支援いたします。

みずほ情報総研では、長年にわたり情報通信分野において、画像処理に関する研究開発や事業化を支援するコンサルティングサービスを提供しております。今般、これまで培った技術や知見を活かして、生物・医療分野および製造分野向けに「高度画像処理・解析ソリューション」の提供を開始し、今後3年間で4億円の売り上げを目指します。