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2024年冬季ボーナス予測

─ 所定内給与の増加を受けて伸びが加速 ─

2024年11月8日

調査部 今井大輔

概要

  • 2024年冬の民間企業の一人当たりボーナス支給額は前年比+3.5%と伸びが加速する見通し。1991年以来の高い春闘賃上げ率を受け、ボーナス算定基準となる所定内給与が堅調に増加すると予想
  • 売上高の増加や価格転嫁の進展を背景に企業の経常利益が過去最高を更新したことから、ボーナスの支給月数もやや増加する見込み。一人当たりボーナス支給額を押し上げる要因に
  • 民間・公務員を合わせたボーナス支給総額は前年比+5.9%と高い伸びに。長引く物価高が重石になるものの、2024年度後半は賃上げとボーナスの増加が個人消費の緩やかな回復を後押し
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